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介護従事者向け記録研修~介護職員が知っておくべき記録の基礎技術~


 実地指導の対策や情報開示の観点から、介護記録の見直しされている事業所が増えております。手書き、パソコン入力の別にかかわらず、記録の内容が適切なものになっているかがとても重要です。ケアプランに沿った記録ではなく「観察日記」や「作業日誌」で終わってしまうと、利用者の自立支援のためのモニタリングが正しく出来ません。多忙な業務の中で、「記録をする時間がない」「何をどのように書けば良いがわからない」と言われる職員もいらっしゃるのではないでしょうか。記録は職員間の情報共有にとって必要不可欠であるとともに、業務の証ともなります。更に、事故が生じた際に職員自身を守るためのツールでもあります。事故やヒヤリハット報告書は再発防止のための検討材料となる重要な記録です。
 本セミナーは、介護記録の書き方を学んでいただくだけではなく、現状をどのように改善すれば良いかが具体的にわかるカリキュラムになっています。事例やケーススタディを通して事業所の記録の課題を発見し、翌日から記録の改善ができます。この機会にご受講いただき介護記録の見直しと向上につなげていただければ幸いです。

ポイント1
良い記録を書くには、記録の基となる情報が必要です。情報の源は職員の「気づき」です。職員が利用者の少しの変化(表情、動き、心の状況)に「気づく」ことでケアの質が高まり、記録を通して、その「気づき」が他の職員にも伝わります。介護の在り方を踏まえて「気づき」を促すような利用者への観察の視点が学べます。

ポイント2
日々の経過記録だけでなく、各種報告書(事故報告書、ヒヤリハット報告書、研修報告書等)の内容も実地指導では確認されます。書いていれば良いという時代から内容精査の時代になってきています。事業所または自己の記録内容を確認し、課題の改善方法を学べます。併せて、記録の負担を軽減させるような方法も考えます。

日 程 平成28年7月8日(金)  10:00~16:00  会場 波止場会館(横浜)
平成28年7月15日(金) 9:30~15:30 会場 道特会館(札幌)
受講料 10,000円(消費税込み)
講 師 伊藤 亜記氏(株式会社ねこの手 代表取締役、介護福祉士、介護コンサルタント)
老人保健施設やケアハウスなどで介護相談員および施設長代行を務めた後、 株式会社ねこの手を設立。
介護相談、介護冊子制作、介護雑誌の監修や本の出筆、 セミナー講師、TVコメンテーター、介護事業所の運営・営業サポートなど、 精力的に活躍中。2007年に発行された『添削式 介護記録の書き方』(ひかりのくに)は、介護業界の書籍や雑誌販売が難しい中で16刷2万部を突破するベストセラーとなる。
研修内容 研修内容

・記録を残さない怖さを知る
・伝わりやすい記録を書くために
・ポイントをおさえた記録とは
・限られた時間で十分な記録を残す
・記録の点検方法 ・ケアプランに沿ったケース記録
・適切な記録とは(ケーススタディ)
・事故・ヒヤリハット報告書の書き方 「ケーススタディ」では
 様々なケースにおける適切な記録の書き方と改善のポイントを学んでいただけます!
主 催 介護サービス向上推進協議会(創心企画株式会社)
研修協力 お茶の水ケアサービス学院
お申込手順 ■メールでお申し込み
下記の「研修を申し込む」 ボタンをクリックして、必要事項を記入後送信して下さい。

■ FAXでお申し込み
下記のお申込書をダウンロードして必要事項を記入後、FAXして下さい。FAX:03-5825-7666
平成28年7月8日(金)横浜会場 お申込書ダウンロード(PDF)
平成28年7月15日(金)札幌会場 お申込書ダウンロード(PDF)
振込先 三菱UFJ銀行 神田駅前支店 普通口座 0045847 創心企画株式会社
※振込み手数料はお客様負担でお願いします。
■注意事項/
※複数でお申し込みの場合はそれぞれお申し込みください。

■キャンセルについて/※必ずご確認ください。
※お申込み(フォーム又はFAX)到着後7日目以降のキャンセル:受講料の半額
 平成28年7月8日(金)横浜会場の研修/6月24日(金)以降のキャンセル:受講料の全額
 平成28年7月15日(金)札幌会場の研修/7月1日(金)以降のキャンセル:受講料の全額
※キャンセルの連絡がない場合はキャンセル扱いになりません。
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